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2006.06.10
【読書メモ】センダックの絵本論(6)
”センダックの絵本論 (単行本) ”
私自身の分野である出版業界でも、本作りが代用品の間に合わせになり、伝統的な鋳造活字が永遠に失われ、紙の質が低下していくのを目の当たりにして、私たちの絶望は深まる一方です。この2、30年のあいだに、職人的技術に誇りを持つという感覚が良質的なものを見分ける感覚は、見事に崩壊してしまったのです。こうした変化は、おおむねお金とはなんの関係もありません。粗末な作りのミッキー・マウスの初期の短編は−どのひとつを取ってみても!−いまテレビのために作られているアニメより優れています。私たちは早くてお手軽という暗黒のマクドナルド時代にいるのです。(p124-p125)
私自身の分野である出版業界でも、本作りが代用品の間に合わせになり、伝統的な鋳造活字が永遠に失われ、紙の質が低下していくのを目の当たりにして、私たちの絶望は深まる一方です。この2、30年のあいだに、職人的技術に誇りを持つという感覚が良質的なものを見分ける感覚は、見事に崩壊してしまったのです。こうした変化は、おおむねお金とはなんの関係もありません。粗末な作りのミッキー・マウスの初期の短編は−どのひとつを取ってみても!−いまテレビのために作られているアニメより優れています。私たちは早くてお手軽という暗黒のマクドナルド時代にいるのです。(p124-p125)
2006.06.10
【聴いています】Michael Connelly, Blood Work(1/10)
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