”センダックの絵本論 (単行本) ”

人材がいるのにだれも使っていないとしたら、何が悪いのでしょう? 私はシステムに欠陥があるのだと思います。(p204)
 VOAのThis is Americaで”Route 66”という記事を聞いたのですが、
なかなかこれは面白かったです。
 66号線はスタインベックの”怒りの葡萄”にも出てきたり、
ジャズにも歌われたり、まぎれもなく文化を運んでいく道です。
アメリカでは”Route”というと
日本で言う”国道○号線”以上のものがあるんだろうなあ。
”国道○号線”と言われると”空気が悪くて、うるさい”というイメージが先行して
どうも”文化を運ぶ”というイメージがでてきません。
”街道”をイメージする方がこの感覚に近いのではないでしょうか?
”pardon”という単語、
私もちろん”I beg your pardon”で覚えていたのですが
”pardon”と単独でも使うことがあるようです。
今読んでいる”John Grisham, The Broker”に何度も出てきます。
最初、”なんで何度も聞き直すんだろう?”と思っていたのですが、
読んでいるうちになんとなく分かりました。
たぶん”釈放”、”恩赦”という意味でしょう。
ドイツ語とドイツ人気質

”ドイツ語とドイツ人気質 (文庫) ”

日本の家庭では、ご飯を食べる時は”いただきます”、
終わった時には”ごちそうさまでした”と言います。
この挨拶、基本ですよね。
ドイツ語にもフランス語にも、ちゃんとあります。
でも英語には”ない”そうです(小塩先生曰く)。
マジですか!(驚)
これだけ洋書読んでいて全然気付かんかった。迂闊やった(悔)。
でも英語を母語とする人は食事の時なんて言うんだろう?
The Broker

”John Grisham, The Broker”

Joel Backman、監視の一瞬の隙をつき、逃げ出しました。
やっと忙しくなってきました(嬉)。
Joel Backman、文中で”俺はモンスターじゃない。
ただの弁護士だ。ワシントンポストに書いてあるから読んでくれ。
でも間に受けるな。”と言うとります。
どっちがホンマなん?
ダンケルク

”ダンケルク”

とらえどころのない、よく分からない映画でした。
一応、戦争映画なのですが、
”戦争への嫌悪”や”悲惨”というよりも
”無情”いった方がピッタリするかも。
爆撃の中、荷物をもって砂丘をやってくるジャンヌと
マイヤはこれからどうなるんでしょうね?
ちょっと余韻の残る終わり方でした。
”センダックの絵本論 (単行本) ”

みんなは普通、絵本というと、ごく小さい子どもに読んでやるための絵のたくさんはいったやさしい本と考えがちですが、決してそれだけではありません。私にとっては、これは徹底した意識の集中と制御とを要する複雑な形式の詩にそっくりな、おそろしくむずかしいものなのです。(p199)
ドイツ語とドイツ人気質

”ドイツ語とドイツ人気質 (文庫) ”

”言葉に優劣はない”。
ホント小塩先生のおっしゃる通りなのですが、
どうしても習得できないからか、
言葉には文化背景が反映しているのが理解できないのか、
ル・サンチマン的に言葉に優劣をつけたがる連中が沢山おりますな。
まあ戯れ言です。
The Broker

”John Grisham, The Broker”

Joel Backman、大統領に次ぐ実力者、
国家機密に関わるソフトウェアの秘密を握り、
モサドや中国など諜報機関が
懸命に行方を追っているのですが、
描き方にそんな感じが全然感じられません。
イタリア観光に来たその辺の”じいさん”って感じです。
この手の話はトム・クランシーやフレデリック・フォーサイス、
ケン・フォレットに任せておけばいいのになあ。
あと150ページぐらいです。
 5月29日付けの記事
”インディー・ジョーンズのテレビ版があるのって知ってた?”
紹介したインディー・ジョーンズ(テレビ版)の前編(?)を観ました。
今回のテーマは、”ロシア革命”と
”ロンドンでの女性参政権に参加する女性への恋”でした。
やっぱり面白かったです。
特に後者は最後に”あっ”と言わせるオチがありました。
”センダックの絵本論 (単行本) ”

スタイルというのは、私にとっては目的のための手段でしかなく、そのためにはスタイルの持ち合わせがたくさんあればあるほどいいのです。スタイルをさっさと捨てることができるというのも、必要なことです。(p187)
ドイツ語とドイツ人気質

”ドイツ語とドイツ人気質 (文庫) ”

まだ東西ドイツが分断されていた時に書かれたものなので
ちょっと古い感じもするが、
ナチスがさんざんドイツ的なもので国民を煽ったために
ドイツ人が自分たちの文化を大事にしなくなったという指摘は面白い。
私はゲーテやトーマス・マンを原著で読みたいと思っているのになあ。
”センダックの絵本論 (単行本) ”

 空想は子どもの生活のあらゆるところに浸透しています。人間は生きている限り−子どもだけではなく、大人の場合も−常に空想を編み続けているものだと私は思っているのです。しかし私たちは、それが幼い子どもの未熟な精神にしかふさわしくない馬鹿な遊びででもあるかのように、空想を子どものものと決めつけてしまいたがります。(p184)
マグノリアの花たち

”マグノリアの花たち”

 難病をもつ娘が、母が反対するにもかかわらず、
子どもを産み育てようとする話を中心に、
南部気質をうまく描いている作品です。
家族とは? 毋娘とは? 友人とは? 生きるとは? 死とは?
誰の人生においても起こるであろうことを
観る者に考えさせてくれます。

グリシャムも初心に還って、この南部気質を背景に、
最も得意とする話を書けばいいのになあ(←関係ないって)。
 推理小説を読んでいるとよく出てくる単語”Kill”。
日本語では”殺す”と訳すのでしょうが、
必ずしもそうでないことが多いし、
”殺す”と訳すと妙な感じがする時があります。
 例えば”with an hour to kill”。
これは、”1時間ほど時間を潰す”という意味だと思います。
 子どもがケンカした時に”I'll kill you”。
”ぶっ殺す”という感じで訳すのでしょうが、
私的は”お前しばくぞ!”です(笑)。
まあ言いたかったのは日本語の”殺す”より
もっと軽い意味も含まれているんじゃないかなってことです。
この手の単語に”Believe”も含まれると思います。
”センダックの絵本論 (単行本) ”

私たちが戦わなくてはならない相手は、常に大人です。十歳以下の子どもたちのほとんどは、本当に創造的な人たちの最高の作品には、ちゃんと創造的には反応してくれます。ところが大人たちは、ともすると創造的な絵本に対する反応を、自分たちの経験の篩にかけようとするのです。私は編集者として創造的な芸術家と創造的な子どもたちとの仲介屋役をしているわけですが、自分が鈍い大人として反応してしまうのではないかと、しょっちゅう心配しています。しかし、少なくとも、片時たりともそのことを忘れない努力だけは続けなくてはなりません!(p168-p169)
The Broker

”John Grisham, The Broker”

エスプレッソ飲んで、カプチーノ飲んで、
ピザ食べて、イタリア語勉強して・・・。
もうボチボチ話動いてくれんと、しんどいですな。
”センダックの絵本論 (単行本) ”

子どもがどんな現実の中で生きているかを考えると、ある種の子どもの本の、真実の半分をしか見ようとしない姿勢は、まったく恥ずべきものだと言わざるをえません。そうした本は、争いや苦痛の影など微塵もない金ぴかの世界をひろげてみせますが、そうした世界をでっちあげるのは、自分自身の子ども時代の真実を思い出すことのできない−あるいは、思い出そうとしない−人たちです。そんな人たちの削除だらけの人生観は、本物の子どもたちの人生とは何の関係もありません。(p162-p163)
”センダックの絵本論 (単行本) ”

子どもに人生は「輪になって踊ろ」がどこまでも続くようなものだと思い込ませようとするほうが、よほどゆがんだ見方であるように思います。(p161)
The Broker

”John Grisham, The Broker”

最初ちょっと読みにくかったですが、
あとはツルツル読んでます。
初級イタリア語会話みたいな感じです(笑)。
イタリア語のあとに英語で言い換えているのと
挨拶程度のスペイン語なら分かるので結構楽。
爆撃で記憶を失ったピエールが、駅で修道院に預けられるフランソワーズ
(本名シベール)と会う所から物語は始まるのですが。
私のイメージするフランス映画って感じでした。
フランス映画の男女の愛の悲劇性は私あまり好きではない
(イタリア映画は悲劇を喜劇で描くから好きなのです)
のですが、結構よかった。
”死刑台のエレベーター”を思い出しました。
死刑台のエレベーター
”センダックの絵本論 (単行本) ”

その現実とは、彼らが恐怖、怒り、憎しみ、欲求不満などの感情に常に脅かされているということにほかなりません。こうした感情はどれも子どもの日常生活に普通に見られるものですが、彼らはそれを制御できない危険な力として味わうほかないのです。そうした力をなんとか飼い慣らしていくために、子どもたちは空想に向かいます。そしてその想像の世界の中で、子どもたちを悩ましている感情は次第にほどけ、満足が得られるのです。私の主人公のマックスは、空想によって母親への怒りを解消し、眠くなり、おなかをすかせ、自分自身と和解して現実世界にもどってきます。(p160)
The Broker

”John Grisham, The Broker”

いよいよ全巻制覇へ。
久しぶりにグリシャム読むせいか、
なんか読みにくいです。
でもArrow Booksの本は字の大きさが丁度いいです。
私、アマゾンで800円で買ったのですが、
今は高いんですね(驚)。
”センダックの絵本論 (単行本) ”
『かいじゅうたちのいるところ』と
『まよなかのだいどころ』では
随分作風が違うなと思っていたのですが、
影響を受けている文化背景
(前者はヨーロッパ、後者はアメリカの大衆芸術)が違うわけですね。
納得、納得。

かいじゅうたちのいるところ

”Where the Wild Things Are”
in the night kitchen

”In the Night Kitchen”
”センダックの絵本論 (単行本) ”

 コールデコットは人生の真実の片面だけを語るようなことは決してせず、彼が確信をもって表現するその素直な人生観は、子どもたちがこれこそまさに自分たちの人生だと認めることのできるものです。
 人生を偽りなく反映すること−空想の人生においても、現実の世界においても−は、あらゆる偉大な芸術の基本です。(p158)
全ての子供のために

” Kaestner Fuer Kinder (ハードカバー) ”

和書や映画でケストナーの作品に触れ、
どうしても原著で読みたくなり買いました。
(ついでにブックカバーももらったよ)
読みたい本を手元においておく。
これって、以外と多読的には大事なことなのです。
3〜5週間の発送だったので、
”きっとキャンセルだろうなあ”と思っていたのですが来ました。
いつになるか分からないけど今は飾っておこう。
蛇足ですが、アマゾンは取り寄せる時に何冊か頼むようなので
この本、今すぐ手に入るようです。
Gone baby

”Dennis Lehane, Gone, Baby, Gone”

あと100ページ弱です。
黒幕の予想は大体ついていたのですが、
それでも面白いです。
ルヘインは結構、単語や言い回しが難しかったりしますが、
根底に流れているテーマが重く、それがまたいいです。
最近のグリシャム作品がイマイチなのは、
この辺りのテーマ性だと思うのですが。
まあ全巻制覇してから書きたいと思います。
Gone baby

”Dennis Lehane, Gone, Baby, Gone”

第1部終了。
誘拐され、死んでしまったと思われたアマンダですが、
生きているという証言が。
第2部はどう展開していくのでしょうか?
あと8册で100册読了です。
単なる通過点なのですが一応節目と言うことで。

グリシャムはあと1册なので必ず読みますが、
ルヘインは読んでしまうには惜しい。

93 Dennis Lehane, Gone, Baby, Gone
94 John Grisham, The Broker

この2册は確実に読むとして、
あと6册は何にしようかなあ? 通過本は何にしようか?
迷いに迷っております。
キングも読みたいし、デミルも読みたい。
う〜〜〜ん。悩ましい。
いつ通過するかは気分次第です。
まあ4周年(9月末)までに読めればいいのですが、
そこまで無理をするつもりはないので。